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夏の多肉植物に必要とされる遮光、ベランダ育成で朝から夕方まで日差しが当たっている訳ではない場合の遮光率は?

梅雨が明けて日差しが強くなってきた今日、高温多湿が苦手な多肉植物達には直射日光で葉焼けを起こさせないために遮光が重要とされています。YouTube多肉植物生産者さん達の動画でも当然の様に遮光されているのを見ると「我が家でも遮光しよう!」となる訳ですが育成環境が異なるのでどれくらい遮光すべきか悩みます。

 

いきなり50%、70%の遮光シートを付けて多肉達を徒長させてしまうのも可哀そうなので、まずは多肉を育ている環境を整理し遮光率を決めていこうと思います。我が家の多肉はベランダで育成していて、夏の間は12時過ぎから夕方17時くらいまでが日の当たる時間帯。都合5時間程度。考え様によってはこの程度なら遮光しなくても良さそうですが暑い西日が当たり続けるも良くないと考え遮光率22%程度の寒冷紗から始めるのが良いかと考えます。

寒冷紗設置後。寒冷紗は主に日差しが入る天井面と建物と反対側のベランダ側の2面のみにセットしてます。左右の面は風通しを良くする為に寒冷紗で囲わないことに。

 

この状態で照度計を使って遮光がどれくらい効いているかチェックしてみます。

測定日時は2022年7月8日13時半、天気は晴れ。外の温度は30度前後。

 

直射日光 77,000ルクス - -
ベランダすりガラス越し 45,000ルクス 直射日光の約60% 40%相当の遮光率
寒冷紗越し 61,000ルクス 直射日光の約80% 20%相当の遮光率
寒冷紗(2枚重ね)越し 48,000ルクス 直射日光の約63% 37%相当の遮光率

 

照度計は過去にも使っていた「CHE-LT1」。この数字を見ると12時過ぎから順次日差しが当たるところから6万ルクスが5時間程度照射される感じ。多肉諸先輩方の動画を見ていると10万ルクス環境で50%や70%遮光、という印象だったので我が家の日差しが当たる時間を考慮すると、一先ず寒冷紗から始めて多肉の状態を見ながら調整で良さそうです。

 

www.monodeasobu.com

 

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寒冷紗を設置してみて、色が白いのでベランダが暗くならないのがいいですね。実は黒い遮光シートも買ってあって設置してみたんですが、ベランダに黒い遮蔽ができるのはインパクトがあってちょっと違和感が。白い色は熱を溜め込まない利点もあって黒より白もしくはグレーのシートがお薦めです。

 

話題が変わりますが、先日あった多肉植物のバラバラ事件。結局七福神もあの後茎が黒くなり続けてほぼすべての葉が落ちてしまいました。YouTubeで丁度この症状に似た動画がアップされていて、そこでは軟腐病の細菌が原因とのことでした。茎が黒くなり葉が透明になったり黒くなったり、ブヨブヨになったりと症状からすると同じかなという感じです。薬剤散布で予防や進行を止めることも可能とのことで今後の為に薬剤を購入しておきました。後日多肉に散布する予定です。