自宅PCのオーディオ周りはスピーカーがヤマハ NS-BP200、アンプが中華アンプでTopping TP23という構成で2015年から8年目に突入。ずっと同じ構成で聴いていますがいい音が鳴っていたので問題なかったんですが、最近になってアンプの電源をONにしても10分程経たないと音が鳴らない様になってしまいました。8年、アンプの寿命はこんなもんなんですかね。
流石にこれでは困るのでアンプを交換することに。アンプの条件は下記の通り。
- パッシブスピーカーが接続できること
- PCとはUSB接続できること
- 本体が小型であること
これが今まで使っていたDAC搭載のTopping TP23。USB接続しかできないデジタルアンプ。当時8,000円程度で購入しましたが今は生産していないか流通量が少ないのか20,000円以上している様です。
今回はこのTP23の代替品としてFosi Audio BT10Aを購入しました。BT10AはUSB接続ができないタイプのアンプでしたがBluetooth接続ができる様なのでUSB切り替え等をしなくてもペアリング次第で複数PC利用が可能と無線接続に期待です。
パッケージの内容物はこんな感じ、アンプ本体とBluetoothアンテナ、電源アダプタ&ケーブルとシンプル。今回はアンプと合わせてバナナプラグも欲しかったので同じくFosi Audio製のバナナプラグ4本セットも一緒に購入しました。
ねじ込み式の金メッキ仕様。
これでスピーカーケーブルの抜き差しが容易に。今更ですがバナナプラグは必須アイテムですね。価格は1,000円程度、ずっと利用することを考えれば費用対効果は良い。
Fosi Audio BT10AとTopping TP23のサイズ比。BT10Aの方が奥行を含め一回り小さかったです。アンプの条件に含めた本体がコンパクトであることは十分クリアです。ただ電源アダプタは相変わらず大きいですね。TP23も電源アダプタは大きかったですがアンプ本体を小さくしている分電源周りは外出しでアダプタが大きいんでしょうね。これは仕方ない。
スピーカーの上に設置したBT10A。
アンプ本体の質感も良く安っぽさは感じません。電源ONと接続タイプ表示を兼ねる小さなランプもいい感じです。
早速PCとペアリングして音を流してみます。
本体一番右の大きなツマミを右に回すと電源ONです。この状態でデバイス追加すると「Fosi Audio」として抽出されるのでペアリングするだけで認識します。この辺は他のBluetoothオーディオと同じで簡単です。
肝心の音ですが私がそこまでオーディオマニアではないので細かな音の聞き比べが出来る訳ではありませんが、これまで使っていたTP23と異なり軽くこもった様な感じの音でした。低域音と高域音の調整はツマミでできるので音質には良くないかもしれませんが好みに合わせて調整することは可能です。私はこの調整で十分満足でした。
Bluetooth接続にして良かった点も。自宅では仕事用PCとそうでないPCがあり1つのオーディオシステムを複数のPCで利用する際にこれまではUSB切り替えで行っていた為にケーブルがぐちゃぐちゃになっていました。今回無線接続になりケーブル類が一気に減りかなりスッキリしたデスクトップ周りになったのはBT10Aを購入した副産物で大きなメリットでした。USB端子も空くので結果的にメリットの方が大きかった感じ。
Bluetooth接続ができるステレオアンプを探している方はFosi Audio BT10Aも選択肢としては十分アリなのでご検討を。
8,000円程度で買えるのでコスト面は優れていると思います。