最近自宅のデスクトップのモニター周りを刷新しました。きっかけは仕事用に購入したノートが非常に良かったこと。昨年購入したDELL Inspiron 16 Plus 7640が16インチでWQXGA(2560x1600)できるアスペクト比16:10のノートだったんですが、画面サイズと解像度のバランスが良く、これをきっかけにデスクトップもこのサイズのモニターで良いんじゃないかと考える様に変わったことでした。
それまでは小さいノートが好きだったので13.3インチまたは14インチのThinkPadを選び購入。しかしこの画面サイズでWQXGAや4K表示できるノートだと文字が小さくなるので仕方なく拡大機能を使うこともあるんですが、仕事で職場PCにリモート接続したり自宅デスクトップにリモート接続するとそれぞれのモニターの解像度と異なるのでデスクトップのアイコンの並びが変わったりするですよね。他にも使うアプリによっては拡大表示している時に挙動がおかしくなるものもあって拡大機能ありきでノートを使うのは不満でしかなかったんです。
Inspiron 16 Plus 7640はノートとしては大型の16インチにWQXGA(2560x1600)表示するので文字サイズも適切で見やすいし、アスペクト比16:10なので一般的なWQHD(2560x1440)より縦方向に情報量が多いのも魅力。まさにこんなノートを探してました。
DELL Inspiron 16 Plusノートパソコンの詳細情報をWebページで確認
で、ここからが本題になるんですが、このWQXGA表示に慣れてくると今度はデスクトップのモニターもWQXGAでいいんじゃない?となったんです。デスクトップ用モニターはそれまで31.5インチ4K表示のDELL U3219Qを使ってました。もう4、5年くらい使ってますかね。このモニターもそれまで不満はなかったですが、改めて思うと大きいので威圧感があったり机が狭く感じたり、要は存在感があるのでモニターが机の主人公みないな感じになってたんですね。そんなときに16インチのWQXGAモニターで普段のPC作業は事足りる様になっていたので『デスクトップ用のモニターもこれくらいでいいんじゃ!』となった訳です。
思い立ったら吉日、すぐにWQXGA表示できるPCモニターを探すんですがほとんど無いんですね。BenQ製くらいしか見つからず。その時に知ったんですがアスペクト比16:10のWQXGAのモニターって超マイナーだったんですね。アスペクト比16:10のノートはよく見かけますがデスクトップ用モニターとなると訳が違いますね。
たまたま見つけたのが「モバイルモニター」というカテゴリのモニター。その中でもお手頃感があったのがAcoutoというメーカーの2Kモバイルモニター、18インチでWQXGAという珍しいモバイルモニター。AmazonスマイルSALE期間だったので3万くらいで購入。一緒にFeising モニターアーム「FS07Bポータブルモニタースタンド」も購入してみました。
Acouto XC18 Ultraモバイルモニター
Acoutoの2Kモバイルモニターは調べると「Acouto XC18 Ultraモバイルモニター」と言う様でUSB Type-CかミニHDMIで接続できる18インチのWQXGAのIPS非光沢モバイルモニターで のネジもありPCモニターとして利用できるもの。Acoutoというのは知らないメーカーですが中国のメーカーの様です。そもそもモバイルモニターという商品自体がメジャーではない中国メーカー製のものが多そうなのでそういうカテゴリなんでしょうね。
USB Type-Cは2ポート、ミニHDMIは1ポート。モニター正面から見て左側にポートが並んで配置されています。Type-C 1本でPCと接続できるんですがうちのデスクトップに挿している GeForce RTX 4070 SUPER グラフィックボードに Type-C がなかったのでHDMIをミニHDMI変換するケーブルでHMDI接続しつつモニター給電用にType-Cケーブルを挿す2本挿しにしてます。この点だけ残念、次グラフィックボードを買う時はType-Cで繋がるモデルを買う様に気をつけよっと。
ケーブルをモニター側面にあるポートに挿すとケーブルが飛び出るのでU字型の180度アダプターをそれぞれ付けてケーブルをモニター裏に引き込む様に接続してます。
右側には電源ボタンと設定メニュー表示と選択用スティック、3.5mmヘッドフォン端子があります。
2.0Wのテレオススピーカーがモニターサイドに内蔵されていますが音質はまぁ期待はしない方が良いかなと。しかし別途サウンドシステムが無くても音を聞くことはできるので重要な点ではありますね。
ベゼルは5mmくらい。もっと薄いモニターもあるのでそこまで薄い感覚はないですね。しかし総じてこのモニターは社名表示すらなく飾りっけが無いシンプルな造りで変な主張もなく好感が持てるデザインです。アルミ製のボディ質感も悪くないのでどんな場所にでも似合うモニターかもしれません。
残念なのがこの記事を書いている時は既に品切れで、同社製だと18.5インチの4Kモバイルモニターが購入できる状態でした。その下になるとフルHDタイプ。どちらも私が欲しい仕様のモニターではなかったので購入したい方は在庫がある日を探すか、別メーカーで探すかですかね。
Feising FS07Bポータブルモニタースタンド
Feising モニターアーム「FS07Bポータブルモニタースタンド」はマグネットとVESAに対応したモニターアームですが薄型のシンプルな構造のアームなので重量のあるデスクトップ用のモニター向けというよりはどちらかというとタブレットやモバイルモニター向けっぽい。
可動部はかなり自由度があるのでアームの角度を調整すればほぼ期待通りの場所にモニターを持ってこれると思います。モバイルモニターには最適なアームですね、見た目も格好いいですしおすすめ。付属のVESAプレートを付けてFeising モニターアームとはマグネットで接続します。
アームのマグネット部分。かなり強力なので接続中にモニターをグリグリ動かしても外れる心配はなさそうです。
机との固定はよくあるクランプ式。クランプ部分が小さいので重量のあるモニターだとやばそうな感じはします。やはりこのアームは軽量なタブレットやモバイルモニターでの利用が想定範囲かなと。
まとめ
人生初のモバイルモニター利用だったんですが綺麗に表示できるモニターだったので非常に満足です。サイズも解像度も理想的で且つ購入したのがイベント期間だったこともありお安く購入することもできたのでこれまた満足です。モニターアームも薄型でシンプルなモニターのデザインに似合ったものを見つけられたので非常に満足。とにかく満足です。
モバイルモニターってデスクトップ用の2台目や、ノートを使っている時の2台目の様にサブモニターで利用するイメージが強かったんですが実際いま私は18インチのモバイルモニターのみでメインモニターとして使ってます。換えてみると薄くてコンパクトなモニターに変わるので机の上が非常にすっきり、部屋のイメージもすっきりしました。実はこれくらいの大きさのモニターで十分だったんじゃんと驚かされます。気になる方は一度試してみてはどうでしょう。
※Acouto 2Kモバイルモニター、FS07Bポータブルモニタースタンドは品切れもあるので購入は注意