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室内で育成する観葉植物の為にデジタル照度計で照度を測定、光が足りているのか考えてみる

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冬に向けてベランダで育成していた観葉植物達を室内に入れる時期になってきました。

そこで気になるのが光の量。観葉植物の最低生育照度は1,000ルクス程度と言われていて、ポトスの様な耐陰性があるものだと400ルクス程度でも良いとされています。照度で言われてもピンとこないと言うか部屋のどの部分がどれくらいの照度なのか測ったことがなかったのでデジタル照度計を購入して測定してみました。

 

まずは測定した条件。

10月14日の11時半頃。天気は晴れ。外の温度は27.8度。10月半ばにしては温かい気持ちのいい日です。測定機器はサンワサプライのデジタル照度計「CHE-LT1」を使用。ボタン1つで簡単に照度と温度が測れる優れものです。

 

測定結果は下記。

屋外の直射日光 78,000ルクス
屋外のベランダすりガラス越し 57,000ルクス
室内のガラス越し直射日光 61,000ルクス
室内のガラス越し直射日光(レースのカーテン越し) 18,000ルクス
室内のガラス越し直射日光がギリギリ当たらない日陰(Aポイント) 11,000ルクス
Aポイントからさらに室内に50cm奥の日陰 5,600ルクス
Aポイントからさらに室内に100cm奥の日陰 3,500ルクス
Aポイントからさらに室内に150cm奥の日陰 2,400ルクス
室内の直射日光が当たらない出窓 3,500ルクス

直射日光のパワーが凄いのが歴然です。

この結果から、この時期と天候であれば直射日光が入る窓際から1m程度離れていても3,500ルクス程度はあるので最低生育照度はクリアしている事が分かりました。

 

照度を見比べるとレースカーテン越しが理想なんですかね。よく直射日光は避けカーテン越しで、と言われているのに合点がいきます。ただこれも光から離れていけばいくほど照度が落ちていくのでカーテン越しであればよりカーテン寄りがいいのかもしれません。

 

数値で見るとどこにどれくらい光があるのか分かり、植物達の置き場も決めやすくなります。次は測定条件違いで何パターンが測定してみようと思います。