前回からの続きで注文していたBRIWAXが届いたので早速その効果を試してみましたよ。先に結果を言ってしまうとBRIWAXサイコウです!作業の容易さ、ブラシで磨いた後の艶、肌触り、撥水性、すべてにおいて最高です。もうDIYしたすべての木製家具にBRIWAXを塗りたいくらいです。
BRIWAX(ブライワックス)は英国生まれの木製用蜜蝋半固形ワックスで木材の木目を生かしながら着色・艶出し・表面保護が可能というとても優秀なワックスです。半固形というのは気温によって液体になる様で、この記事を書いている18度くらいの室内では固形でしたが20度以上になると溶けだして液体になるそうです。使った感じでは固形はこぼれる事もなく扱いやすかったです。
初めてブライワックスを使うのでお勧めにあったスチールウールも一緒に注文してます。このスチールウールにブライワックスを適度に付けて木材に塗っていきます。せっかくブライワックスを試すので完成品はそのまま使える様、キーボードのパームレストに丁度いいサイズにカットしたものを材料としています。1x4材をMajestouch MINILA Airの幅と同じ29.5cmにカットし角を鑢で落とし、紙やすり400番で表面を磨いた状態です。
今回使う1x4材はよく利用するホームセンターで購入していて木材はホワイトウッドなので表面が白っぽいのが特徴です。ブライワックスでどれくらい色が付き木目が浮き出るのか楽しみです。スチールウールを適度な大きさにカットし、ブライワックスを付けたら木材に塗り込んでいきます。ブライワックスは乾燥までの時間が短く15~30分程度と言われています。購入したブライワックスの色は「クリア」で塗ってみるとやはりクリア、ほとんど着色は無いです。ワックスが染み込んでいくと若干ながら色が濃くなり木目が目立つ様になった感じになります。表面に艶は出てきていません。こんなので綺麗に仕上がるのかなと不安になります。
適当にNetflixで30分程度時間を潰してから、調べた通りツヤ出しブラシでゴシゴシ表面を磨いてみるとあら驚き!表面に自然な艶が出てくるじゃないですか!磨けば磨くほど綺麗な艶が出てきます。へぇ~面白い。前回塗ったウレタンニスの様な人工的な艶ではなく自然な期待していた様な艶が出てきています。
ブラシで磨くと自然な艶と合わせて木目もくっきり出てきた様に見えます。ワックスが馴染んできたんですかね。表面を触った感じもツルサラで気持ちいいです。ブラシで磨いた後は乾いた布で拭くとのことなのでふきふき。さらにサラサラした感じがします(個人の感想です)。表面の仕上がりは完璧でまさにこんなのを期待していました。若干気になったのは色ですかね、色はもう少し濃くしたかったですけど、購入したブライワックスがクリアなのでこの仕上がりで当然なんでしょう。木材もホワイトウッドを使ているのでこの程度ですね。色に関しては元々の木材の色とブライワックスの着色を考慮して使い分けてね、という事ですね。...ブライワックスの色は妻にばれない様にラスティックパインも追加で購入しました。
表面保護という点で撥水性も気になりますがこんな感じで問題は無いかと。
最後にパームレストとして設置した時にずれない様裏に滑り止めの小さなゴム足シールを四隅に張って完成です。木製のパームレストって既製品として売っていてしかも高くもないので買ってしまえばいい訳ですが自分で作ると若干でも愛着が湧き大事に使おうかなとかなる訳です。ブライワックスも長く使っていくとワックスの効果が落ちてくる様なので定期的なメンテナンスが必要なんだそうです。こういうのも愛着があれば出来るんじゃないかと。既製品じゃそこまでやらず駄目になったら新しいのをまた購入しちゃいそうですよね。私はやっぱり自作派です。
今週のお題「告白します」