モノデアソブ

気になるモノ・コトを触ってやってみた備忘録ウェブログ

WiFi電波の弱い場所向けにコンセントに挿すだけのTP-Link RE600Xを増設してみる(Wi-Fi中継機・TP-Link・レビュー)

自宅でWi-Fiがあるのは当たり前で当然我が家でも利用できる様になってますが、Wi-Fi機器を置いてある部屋から離れた場所だと電波が弱くて繋がりにくくなりますよね。うちだと長男の部屋がそんな状態で、彼が四六時中繋いでるんじゃないかと思うほど使っまくっているYouTubeは遅かったり途切れたりする状態。

 

僕も少し離れた部屋でリモートワークをしていることもありWi-Fi環境向上の為にWi-Fi中継器を使ってWi-Fi環境を改善しようと思います。まずはどの中継器にするかですが探してみると幾つも製品があるんですね。メーカーも複数ありどれにするか悩みます。

 

悩んだ末に今回購入したのは「TP-Link  RE600X」。TP-Linkさんの製品は昔デスクトップPCにUSB型のWi-Fiアダプターを付ける際に使っていたこともあり、長い期間何も問題なく使い続けられていた実績もあったのでTP-Link製品から選択。あとは割と最近発売した新しい製品を使いたかったので2021年11月発売の「TP-Link  RE600X」をチョイス。それではRE600Xのレビューを紹介します。

コンセントに挿すだけで設置は完了

RE600X本体にコンセントに直接差し込める電源プラグが付いているので、空いているコンセントに差し込むだけで設置は完了します。ケーブル類も一切なくとてもシンプル。RE600X本体のサイズは幅78mm、高さ149mm、奥行き36mmとスマホを分厚くした様な大きさ、コンセントに挿した状態でもそこまで出っ張ることはありません。

うちの場合、家のほぼ中心になる廊下のコンセントにRE600Xを設置。RE600Xの厚みは約4cm弱となっていて廊下に面したトイレのドアのドアノブの出っ張りと同じくらい。4cmは設置後に邪魔になることも違和感を感じることもなく、といった感じ。中継器は製品によっては大きなアンテナが付いているものもありますが、RE600Xはアンテナ2つが内蔵されているデザインなので見た目もシンプルですっきりした印象です。

 

側面にはWPSボタン、Resetボタン、1GbpsのLANポートが配置されてます。うちは有線で繋ぐことはありませんが有線接続すればより安定したネット環境がや2x2 MIMOのWiFiアクセスポイントとしても利用可能。

 

RE600X本体には排熱用のスリットが側面全面に配置されています。稼動中の本体を触ってみるとほんわか温かくなっています。感覚だとNUROのONUと同じくらいの温かさ。特別熱いということはないですが、それなりの熱は発生しているので風もない密閉した小さな空間で稼動し続けるよりは風が通る場所のコンセントに設置すべきかと思います。

セットアップはスマホアプリで簡単設定

RE600Xが設置出来たらネットワークのセットアップをスマホアプリ「TP-Link Tether」で行うだけです。アプリをスマホにインストールして起動し中継器としてRE600Xを登録します。

登録が完了したTP-Link Tetherのホーム画面。この画面でメインのネットワークとRE600Xは2.4GHzで接続され、2台の端末がRE600Xに接続しているのが確認できます。接続されている端末は一覧で確認でき端末ごとに任意でブロック設定することも可能でした。

用意されているツールメニュー。

中継器の設置場所がルーターの電波をどのレベルで受信しているかの確認ができます。ここで確認しながら中継器のベストな位置を決めることができるので便利です。

中継器が飛ばす電波の強さも調整できます。ツールは他にもメッシュの設定や電源を切るスケジュール、本体のLRD設定など細かいところまで設定でき且つマニュアル入らずの操作しやすいUI/UXでとても好感が持てました。SSIDは中継器独自のものが用意され名称はデフォルトでは元々のSSID名称に「_EXT」が付与されていました。

1か月程使ってみて

家の中心に中継器を設置したおかげで部屋のどこにいてもWi-Fiの電波は常にマックスで受信できる様になってます。どの部屋でもWi-Fiが快適に利用できる様になり一安心です。リモートデスクトップで作業をしている仕事環境でもまったく問題なく作業ができているので今回の中継器でのWi-Fi強化は成功かなと。

この価格でこの環境が手に入るんだったら悩まずにもっと早く導入していれば良かったかなというのが感想です。もしこれを読まれている方で自宅のWi-Fi環境に不満がある様であればWi-Fi中継器導入を考えてみるのも良いかと思います。