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エケベリアを買いに長野にある錦玉園に行ってみた

今年の夏は行動制限が無かったこともあり感染対策を行った上で家族で長野に行ってきました。長野は家族の旅行では何度かお邪魔している地域、今回はソラテラス(SORA terrace)で雲海を見るのを目的で計画しています。

 

雲海は夕方が良いという事だったので旅館までの道中にある錦玉園さんに寄ってから行くことに。錦玉園さんは多肉の聖地と呼ばれることもあって以前から行ってみたい場所だったんだけど、何せ遠かったのでついでとは言え来られたことに感謝です。そして錦玉園の児玉さんが亡くなってしまったこともあり是非お邪魔させてもらいたかった場所でもありました。

旅行当日が子供たちの夏休み中ではありましたが平日という事もあり、私達が着いた時は2組程のお客さんがいたのみ。ゆっくり見ることができたんですが、妻や子供たちは多肉に興味がない様で錦玉園さんの休憩できる場所でくつろいでました。趣味を共感できればもっと良かったんだけどなぁ~。

 

こういう多肉生産者のハウスに来るのは今回で2回目。初めてお邪魔したのは川崎にあるタナベフラワーさん。私が住んでいる地域で多肉が売られているお店や生産者の方も近くに無く、いつもネットで購入していたので直接多肉を見ながら購入できるハウス販売は最高にワクワクものです。

 

家族を気にしながら小一時間ほど見て回り沢山ある中から2つ程選ばせてもらいお会計へ。来た時に元気にお出迎えしてくれていたワンちゃんも会計の時はテーブル下で静かに涼しんでいました。聞いたところワンちゃんは番犬でお客さんの匂いに慣れると吠えなくなるそうです、どうりで来た時は元気に吠えていたんですね、番犬としてしっかり仕事してます。

錦玉園さんを後に。

青空が一望でき気持ちのいい場所でした。購入した苗も皆赤札ではないものでしたが販売不可だったらしく、ただお店の方のご厚意でカキコを分けてもらいました。購入させてもらったカキコは親株と同じくらい立派になる様育てようと思います。素晴らしい場所でしたので機会があればまたお邪魔したいです。

夏の多肉植物に必要とされる遮光、ベランダ育成で朝から夕方まで日差しが当たっている訳ではない場合の遮光率は?

梅雨が明けて日差しが強くなってきた今日、高温多湿が苦手な多肉植物達には直射日光で葉焼けを起こさせないために遮光が重要とされています。YouTube多肉植物生産者さん達の動画でも当然の様に遮光されているのを見ると「我が家でも遮光しよう!」となる訳ですが育成環境が異なるのでどれくらい遮光すべきか悩みます。

 

いきなり50%、70%の遮光シートを付けて多肉達を徒長させてしまうのも可哀そうなので、まずは多肉を育ている環境を整理し遮光率を決めていこうと思います。我が家の多肉はベランダで育成していて、夏の間は12時過ぎから夕方17時くらいまでが日の当たる時間帯。都合5時間程度。考え様によってはこの程度なら遮光しなくても良さそうですが暑い西日が当たり続けるも良くないと考え遮光率22%程度の寒冷紗から始めるのが良いかと考えます。

寒冷紗設置後。寒冷紗は主に日差しが入る天井面と建物と反対側のベランダ側の2面のみにセットしてます。左右の面は風通しを良くする為に寒冷紗で囲わないことに。

 

この状態で照度計を使って遮光がどれくらい効いているかチェックしてみます。

測定日時は2022年7月8日13時半、天気は晴れ。外の温度は30度前後。

 

直射日光 77,000ルクス - -
ベランダすりガラス越し 45,000ルクス 直射日光の約60% 40%相当の遮光率
寒冷紗越し 61,000ルクス 直射日光の約80% 20%相当の遮光率
寒冷紗(2枚重ね)越し 48,000ルクス 直射日光の約63% 37%相当の遮光率

 

照度計は過去にも使っていた「CHE-LT1」。この数字を見ると12時過ぎから順次日差しが当たるところから6万ルクスが5時間程度照射される感じ。多肉諸先輩方の動画を見ていると10万ルクス環境で50%や70%遮光、という印象だったので我が家の日差しが当たる時間を考慮すると、一先ず寒冷紗から始めて多肉の状態を見ながら調整で良さそうです。

 

www.monodeasobu.com

 

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寒冷紗を設置してみて、色が白いのでベランダが暗くならないのがいいですね。実は黒い遮光シートも買ってあって設置してみたんですが、ベランダに黒い遮蔽ができるのはインパクトがあってちょっと違和感が。白い色は熱を溜め込まない利点もあって黒より白もしくはグレーのシートがお薦めです。

 

話題が変わりますが、先日あった多肉植物のバラバラ事件。結局七福神もあの後茎が黒くなり続けてほぼすべての葉が落ちてしまいました。YouTubeで丁度この症状に似た動画がアップされていて、そこでは軟腐病の細菌が原因とのことでした。茎が黒くなり葉が透明になったり黒くなったり、ブヨブヨになったりと症状からすると同じかなという感じです。薬剤散布で予防や進行を止めることも可能とのことで今後の為に薬剤を購入しておきました。後日多肉に散布する予定です。

 

梅雨時期のエケベリアで葉のバラバラ事件が発生!原因と対処法は?

日差しが少なく雨量が多くなる梅雨時期がやってきました。その結果とうとうと言うかやはりと言うか、うちで育てている多肉植物にもその悪影響が。この写真は七福神ですが幾つかある七福神鉢の中で1つ目のバラバラ事件が起きてしまいました。葉の中央、成長点辺りの葉色がブルームの白さというより怪しい白さになったと思った数日後、触れただけでぽろぽろ葉が落ちてしまう状態に。

気を付けていたので水やりは少なめにしていたんですが、数日前に雨が降り土が数日濡れたままになっていた合間で晴れた日があり日差しが差し込んだのもあって蒸れてしまったのかなと推測してます。残っている水分と日差しのバランスを取るのが難しいですね。変な葉は取り除いたのでベニカXファインを散布して様子見します。状況は後日お知らせします。

もう1つがマーガレットレッピン。こっちはもっと激しくてほぼ全ての葉が落ちてしまいました。完全にジュレた葉もあって調子を崩してから随分時間が経っていた様です。茎もカットしてみたんですが黒い様子が見てとれたので恐らくこっちは駄目でしょうね。とても残念。

 

日本の高温多湿、特に多湿というのは多肉植物達にとっては良くない条件なんでしょうね。いかに蒸らさない状態を保つか。今は梅雨で日差しが弱いですが梅雨が明け湿度もあり日差しが強くなる時期はもう少し慎重に管理しないとですね。

アガベ チタノタ 白鯨の抜き苗を富士砂に植えて発根管理してから約1ヵ月、根の状態を確認してみる

4月半ばに抜き苗で購入して半月程水挿しで発根管理しチタノタ 白鯨ですが動きがなかったので富士砂に植えた発根管理に切り替えて更に1ヵ月。鉢から出してみたらしっかり根が出てました!富士砂に植えて待つ、これ最高ですね。

 

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他にも吉祥冠錦も抜き苗で小さい苗を購入してたんで一緒に富士砂に植えていたんですがこちらもしっかり発根してます。

吉祥冠錦はこんな感じ。

白鯨も吉祥冠錦も買ってきた時の根はカラカラで死んでいたので綺麗にカットして少し茎も削って富士砂に植えていましたが1ヵ月でしっかり発根してます。富士砂がいいというのは Youtuber ふじおかさんの動画で富士砂発根管理を推していたので試してみたんですが、本当に富士砂最高です。すぐ乾くので水やりも忘れずやりましたがそれも発根にはいいんでしょうね。

砂というか細かな石というか、排水性が高いので根腐れが心配な場合は富士砂を使うのも究極いいのかもしれません。多孔質でもあるので空気や水分、肥料成分の保持が期待できるので配合土に混ぜて使うのもいい様な気がします。

 

ただアガベでは利用されていたとしてもエケベリアで富士砂を使っている人はあまりいませんよね。軽石の代わりに粒の大き目の富士砂を使ってみるのもありなんですかね?色が黒なので配合した時に他の用土と色の差が大きくて見た目が悪そうなのが気がかりですけど。

アガベ チタノタ 白鯨が水挿しで発根しなかったので土に植えることに

4月半ばに抜き苗で購入したチタノタ 白鯨。根を処理して水挿ししてましたが2週間ほど経っても根が出てこなかったので水挿しでの発根は諦め土に植えることに。エケベリアの場合は土に乗せておくだけでいつも根が出てるし、その方が良いかなと。実際に作業したのはゴールデンウィーク中なので今日からだと1週間前の出来事です。

 

土に乗せる前にチタノタ 白鯨の根はすべてカット、茎の堅い部分もすべてカッターで綺麗にそぎ落としました。カチカチになってた茎が良くなかったのかなと。カットして白くつるつるになった茎にルートンを塗り土の上に置くだけ。土はほぼ富士砂の養分無しのもの。

 

これで半月ほど経過したら根の具合を確認します。